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人を対象とする研究 Human Subject Research
お知らせ
【2024年3月21日】
2024年3月27日(水)19:00~、人を対象とする研究倫理審査申請「ライフサイエンス研究管理システム」を停止いたします。作業完了は同日20:00頃の予定です。
停止中はシステムをご利用いただけません。ご不便をおかけいたしますが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
なお、システム更新作業完了後は、以下が更新されます。
※「倫理審査要否等チェックリスト」について、更新後はシステム上でチェックする仕様となるため、wordファイルの添付が不要になります。
※2023年12月1日から、
倫理審査要否の判断、及び計画書申請の権限を教員(常勤、特任、特命)に限定する変更を行っておりますが、更新後はシステム上の入力権限が教員(常勤、特任、特命)に限定されることとなります。
【2023年12月1日更新】
倫理研修会の内容を2023年12月版に更新しました。研修の有効期限内の方も必ず
研修会を受講し、申請手続きの変更点及び研究実施上の注意事項を確認してください。
なお、これに伴い、受講番号取得手続きも変更しましたので、詳しくは
こちらをご確認ください。
※2023年12月1日から、研修の有効期限を1年間に変更します。
※既に研究倫理研修を受講し、>2023年12月1日現在で受講終了番号の有効期限が1年以上残っている場合でも、研修の有効期限は研修を受講した日から1年間に変更されますのでご注意ください。
【2023年10月31日】
2023年12月1日から、研究責任者の責務の下で迅速な研究開始を可能とするため、同日以降に申請を行う全ての「人を対象とする研究」について、倫理審査委員会への申請手続きを変更することになりました。
12月1日以降の申請を予定している方は、必ず事前に
説明用動画及び資料で変更内容をご確認ください。
人を対象とする研究とは
東京工業大学の「人を対象とする倫理審査委員会」では、本学で行われる人を対象とする研究が、医の倫理に関するヘルシンキ宣言並びに文部科学省等による「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の趣旨に沿って行われるかどうかについて、倫理的・科学的観点の両面から審査します。
なお本学では、上記指針に定める「人を対象とする生命科学・医学系研究」に限らず、被験者(研究対象者)又は人類社会の福利厚生に有効に用いられることを前提に実施される人を対象とした実験調査研究(アンケート含む)を含めて「人を対象とする研究」と定めています。
• 行動,環境,心身等に関する試料・情報を収集して行われる人を対象とした実験調査研究
• 国民の健康の保持増進又は患者の傷病からの回復若しくは生活の質の向上を目的として傷病の予防方法の改善又は有効性の検証等を行うための研究
• (2021年6月30日から追加)人由来の試料・情報を用いて,ヒトゲノム及び遺伝子の構造・機能や遺伝子の変異・発現に関する知識を得るための研究
規則・指針等
人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(本文)
人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針ガイダンス
東京工業大学:人を対象とする研究の実施に関する規則
東京工業大学:人を対象とする研究倫理審査委員会規則
東京工業大学人を対象とする研究に関する業務手順書
倫理審査要否の判断について
「人を対象とする研究」のうち,「人を対象として行動,環境,心身等に関する試料・情報を収集して行われる実験調査研究」については,研究対象者に対し、特に倫理的配慮が必要な研究のみが倫理審査の対象となります。
研究対象者に対し、特に倫理的配慮が必要な研究への該当の有無を確認するため,「倫理審査要否チェック」を実施いただき,審査を要する項目がある場合は,システムによる倫理審査の申請を行って下さい。
なお,「倫理審査要否チェック」で審査を要する項目の該当が無い場合でも,全ての「人を対象とする研究」の研究担当者は倫理研修を受講し,申請者権限を持つ教員がシステムによる「審査不要申出」の手続きを行ってください。
※「倫理審査要否チェック」はシステムに組み込まれております。新規申請ボタンを押下して準備画面より倫理審査要否チェック行って下さい。
参考資料 倫理審査要否等チェックリスト "Checklist for Ethics Review Requirement".
倫理審査要否のポイント
1. 「生命科学・医学系研究に関する倫理指針」への該当性
- 国民の健康の保持増進又は患者の傷病からの回復もしくは生活の質の向上に資する知識を得ること
- 人由来の試料・情報を用いて、ヒトゲノム及び遺伝子の構造又は機能並びに遺伝子の変異又は発現に関する知識を得ること
2. 「研究対象者への負担・リスク」が生じる可能性
- 侵襲(軽微な侵襲含む)・介入の有無
- 研究対象者から取得した試料(血液・体液等)又は生体情報(脳波・心拍・視覚情報等)を用いた実験・解析
- 自作機器又は承認された事例とは使用法が異なる機器を用いた実験
3. 「研究対象者への特別な配慮」を行う必要性
- 研究参加への任意性の担保
- 要配慮個人情報(人種・信条・病歴等)の適切な取扱い
4. 個別に生じる倫理審査の必要性